演題募集(公募)
演題募集期間
2026年7月9日(木) ― 9月11日(金) 予定
《重要》倫理的手続きについて
演題応募にあたり、倫理的手続きの承認日は2026年10月30日(金曜日)までとなります。
※上記期日を過ぎた場合には「不採用」となりますのでご留意ください。
演題応募資格
本学会学術集会では登録演題の筆頭演者は日本外科学会の会員に限ります。演題登録の際には、会員番号が必要となりますのでご注意ください。学会への入会につきましては日本外科学会のホームページ をご覧ください。
但し、外科を志す研修医と医学生は、「研修医の発表セッション」と「医学生の発表セッション」のみ、応募が可能です。
演題募集について
外科系諸分野におけるオリジナルな発表を広く募集いたします。
演題応募は1人1演題といたします。
(指定演題におきましてご講演をご依頼させていただいている方については、公募演題応募はなるべくご遠慮くださいますようお願いいたします。)
日本外科学会教育委員会の「二重発表 」に関する基準を厳守してください。
抄録作成にあたっては、
「症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針 」、「ヘルシンキ宣言 」、「医学研究に関する指針 」などの倫理的問題について演者の責任で遵守解決の上、応募してください。抄録本文に著者 および施設名 が特定できる記載はご遠慮願います。
演題の採否、発表形式、発表分野につきましては、会頭にご一任ください。
採用された演題の抄録は、ホームページにて公開されます。
上級セッションの採用演題は英文抄録も掲載いたしますので、日・英の抄録をご登録いただきます。
抄録文字数について
≪上級セッション≫
抄録本文【日本語・英語】 を登録してください。
(日本語;全角800字/半角1600字以内)(英語;250word/半角1600字以内)
テーマに【International】のつくセッションは英文抄録のみ登録してください。
(英語;250word/半角1600字以内)
≪一般演題≫
抄録本文【日本語】 を登録してください。
(日本語;全角800字/半角1600字以内)
英文抄録を希望の場合は日本語入力欄に半角1600字以内で登録してください。
※図表を挿入する場合は査読時のみ使用させていただきます。
掲載抄録について
上級セッションで採用となった場合には【日本語・英語】の2種を掲載いたします。
上級セッション(International)で採用となった場合には【英語】抄録のみを掲載いたします。
上級セッションに投稿したが、一般演題として採用となった際には【日本語抄録のみ】掲載させていただきます。
利益相反について
発表演題が外科研究である場合(培養細胞や実験動物を使用した基礎研究を含む)、筆頭演者・共著者分も含めて過去3年間における発表内容に関連する企業や営利を目的とする団体に関わる利益相反状態の申告が必要となります。下記を必ずご確認の上、演題登録をお願いします。
一般社団法人日本外科学会「外科研究の利益相反に関する指針 」について
発表時の開示スライドサンプル
→ 申告すべき利益相反状態がない場合 (137KB)
→ 申告すべき利益相反状態がある場合 (143KB)
倫理的手続き確認について
学術集会で発表される医学系研究は、研究倫理に関連するすべての宣言、法律、政令、省令、指針及び通知等を遵守して行うことが求められ、そのために「日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」が作成されました。
この「日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」は、複数回の改訂を重ねましたが、現在は日本医学会連合の「学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」に倣う方針となっております。
会員・非会員が学術集会へ演題を応募する際にはこの指針を遵守する義務があります。
また、この指針は、会員・非会員の自由な研究活動に制限や拘束を加えるためのものではなく、あくまで研究者が研究対象者(患者や医師、健常対照者などを含む被験者)の福利を最優先に考え、法令・指針等を逸脱することなく幅広い研究活動を行うための規範で、同時に会員・非会員を守るためのものでもあります。
詳細は下記のURLをご参照ください。
「日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針 」
演題応募の際には「承認番号 」と「承認日付け 」が必要となりますので、予めご準備ください。
※倫理審査を必要としない演題は、投稿日の日付けを入力してください。
申請中の場合は以下のようにご登録ください。
「カテゴリー分類」は承認前でも想定される項目を選択してください。
承認番号は「999」、承認日は「999年」と入力ください。
承認番号・承認日が確定した場合は、10月30日(金曜日)までに「確認・修正」画面よりご登録ください。
プログラム編成の都合上、10月30日(金曜日)以降に承認となる場合は、ご応募いただけませんので、ご了承ください。
演題締切日までに演題登録が無い場合は、無効となりますので、ご注意ください。
演題取り下げの規定について
学術集会は、研究成果を発表するとともに、その研究に対する学術的批評を受ける科学的討論の場です。学術集会における発表とは発表者の学術的価値を問う場であり、責任と矜持が伴わなければなりません。
採択を受けた発表を何らかの理由で取り消す、あるいは自ら発表ができない事情が生じた場合には、一定のルールに従った届出を行うことを必須とし、倫理委員会において「学術集会における演題取り下げにおける規定」を作成しましたので、詳細は下記のURLをご参照ください。
「日本外科学会学術集会における演題取り下げにおける規定 」について
※演題取り下げ・演者変更のフォームは、採択結果の通知後にこちらに掲載いたします。
応募方法
演題申込は全て本ホームページからのインターネットによるオンライン登録となります。
応募締切直前は回線が大変混み合うことが予想されますのでお早めにご登録ください。
登録内容を修正するためには演題登録番号とパスワードが必要となります。演題登録時に発行されますので必ず控えるようにしてください。なお、パスワードの再設定は演題登録完了のメールをご参照ください。
演題応募に関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。
一般社団法人日本外科学会
〒105-5111 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館11F
TEL:03-5733-4094 FAX:03-5473-8864
E-mail:jss127-tokyo@jssoc.or.jp
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上級セッション
上級演題の公募セッションは募集要項を掲載しております。セッションによっては、一部指定演題となります。
上級セッションの【International】は英語での発表となります。
上級セッションの【Video】は発表時にvideoを使用し発表してください。
上級セッションは一部【International】へ変更させていただく可能性もございます。
上級セッションでは、企画、司会者、演者等の聴衆による評価を実施することがありますので、ご承知おきください。
セッション名の末尾に(完全指定)のあるものはご応募いただけません。
特別企画
02. ロボット支援手術時代における外科医教育の変⾰
↓詳細
ロボット支援手術が各領域で増加傾向であり、安全な均てん化には技術の質の担保が望まれる。一方で内視鏡手術は標準的なアプローチであり、開腹・開胸は複雑手術やトラブルシューティングの際に施行される。若手医師に外科の普遍的な内容としてすべてのアプローチの適応や特有な技術を指導するためには新たな教育方法の確立が必要と考える。各領域や施設の工夫を共有いただきたい。
03. 各サブスペシャルティ領域におけるDEI推進
↓詳細
女性外科医数が増加傾向であり、DEI推進はどの領域でも注力している重要課題である。ワークライフバランスを保ち外科医としてのキャリア形成できることが労働環境改善の重要事項である。各領域、施設の工夫や取り組みを共有いただきたい。
04. 最後の砦となる外科医の育成:いかに技術・哲学・判断力を伝承するか?
↓詳細
いつの時代も外科治療には最後の砦としての役割がある。拡大手術や救済的な手術は高度な手技に加え、適応判断、倫理的配慮、外科医としての哲学を強く問われる。本セッションでは、実際の手技や工夫の共有に加え、判断に至る思考過程や教育方法、チームでの意思決定を含め、拡大手術を次世代へどのように伝承すべきかを議論する演題を期待する。
第127回企画
01. ⾼齢者に対する治療構想:治療法決定から社会復帰まで
↓詳細
さらなる社会の高齢化を迎え、高齢者に対する手術は確実に増加する。多くの併発疾患が存在するため、耐術能を科学的に判断し、可能な限り低侵襲の治療を行うことが望まれる。手術終了後には合併症の制御とともに、自立生活が可能な状態まで回復させる努力が必要となる。医療の進化とともに医療やリハビリの改善、デジタル化、多職種連携なども含め論じていただきたい。
02. 令和のAcademic Surgeon考 研究推進のための改⾰とは
↓詳細
高度な臨床技術を修得することに関心が集中し、臨床医の研究マインドが停滞気味という指摘がある。柔軟な思考が可能な年代において、研究に費やす時間が減少していることは残念である。本セッションでは、臨床・研究活動の両立のための工夫や支援策、指導法、環境改善、国際競争力の涵養について紹介いただき、若手外科医のモチベーション向上や研究力の向上につなげたい。
03. AIと協同する外科医療:個別化診断・手術支援から教育まで
↓詳細
AI技術の進歩により、外科医療は診断・治療・教育において大きな変革期を迎えている。正確な画像解析、病理解析が実用化され、外科領域では手術支援や技術評価、教育面でもAIを用いた新たな学習・評価手法の導入が進んでいる。AIを有効な協同するツールとして臨床、教育、研究現場での進歩や実践を議論したい。
05. Surgical rescueにおける院内外科部門との連携
↓詳細
重要な診療概念であるAcute Care Surgeryのうち、新たな領域としてSurgical rescueがある。外科手術・処置後に対する救済的な処置であり、集中治療管理、IVR、合併症に対する外科処置も含まれる。高難度手術やハイリスク症例の治療には一定の術後併発症が発生することが想定され、この救済は安全な医療に重要である。我が国における実態把握の一環として、各施設での現状、特に外科部門との連携を報告いただきたい。
領域横断セッション
01. 心臓血管外科と協同で挑む手術 損傷・修復から合併切除まで
↓詳細
心臓血管外科と他の外科領域が協働して行う手術について、単独症例およびcase seriesを広く募集する。悪性腫瘍の心臓浸潤・心腔内進展、食道癌、肺癌、膵癌、肝癌などによる血管浸潤、SVC・IVCの狭窄や閉塞を伴う疾患、人工血管感染に対する消化管合併切除・修復術、術中の心血管損傷に対する修復・再建などを対象とする。手術適応、術式選択、診療科間の役割分担、周術期管理、治療成績や課題を共有し、可能であれば各領域の外科医と心臓血管外科医がチームで参加することで、安全かつ根治性の高い協働手術のあり方を議論したい。
03. ロボット支援手術の近未来:進化・適応・経済性
↓詳細
ロボット支援手術は新規機種の登場や適応拡大、技術革新により外科診療の標準を大きく変えつつある。一方で、普及が進むほど導入・維持コストや医療経済性は避けて通れない課題となる。本セッションでは、現場の工夫や教育、制度設計を含め、進化と経済性を両立させる実践的戦略について幅広く論じていただきたい。
シンポジウム
ある程度完成され、すでに認められている業績を持つ演者が、その業績をさらに発展させたものを示すものであり、したがって、これまでの業績を集約した完成度の高い演題をとりあげるセクションである。それぞれの演者については、個別に質疑・討論を行い、総合討論は行わない。
上部消化管
01. ⻑期成績が示すロボット支援胃切除の真価と今後の課題
↓詳細
厳格な術者・施設基準のもと、ロボット支援胃切除は本邦において安全に普及してきた。先行する臨床試験では短期合併症の軽減が報告され、近年では高難度手術やConversion手術への応用も進んでいる。また、長期成績において腹腔鏡手術に対する優越性を示唆する報告も散見される。一方で、大規模リアルワールドデータではその有用性が必ずしも一貫して示されていないのが現状である。本シンポジウムでは、各施設の長期成績に基づき、ロボット手術の真価と今後の課題について発表していただきたい。
02. ロボット支援⾷道手術のピットフォールとトラブルシューティング【Video】
↓詳細
胸部食道癌に対するロボット支援手術は、JCOG1904試験でMIEの位置づけが定まったことを追い風にして現在急速に普及が進んでいる。多自由度鉗子での繊細な操作や、ソロサージェリーによる再現性の高い手術の実現など多くのメリットを享受する一方で、出血への対応や力覚のない操作による臓器損傷など、問題点も浮き彫りになっている。保険収載から8年が経過した現在における本術式のピットフォールおよびトラブルシューティングを、経験豊富なご施設から、もしくは新規導入における新たな観点から、幅広く応募いただきたい。
下部消化管
03. ⻑期成績と手術手技からみたロボット支援大腸癌手術の可能性【Video】
↓詳細
ロボット支援大腸癌手術は現在ではガイドラインにも収載され標準化されている。一方、その長期成績を担保することが非常に重要である。直腸癌・結腸癌に対するロボット支援手術の長期成績を議論頂く。さらには、局所進行大腸癌や肥満症例などに対する手術は工夫の余地があり、加えてFusion Surgeryや多様な機種による術式などによる成績もご提示いただきたい。
04. 大腸癌における術前治療の最適化に向けて【International】
↓詳細
近年、大腸癌に対する術前治療は大きく進展し、従来の手術先行に加え、neoadjuvant chemotherapy(NAC)、化学放射線療法(CRT)、さらにtotal neoadjuvant therapy(TNT)といった多様な治療戦略が導入されてきた。局所制御率の向上や臓器温存、遠隔転移抑制などの面で一定の成果を示している一方で、その適応や最適な選択基準は未だ確立されていない。本シンポジウムでは、それぞれ治療成績のみでなはなく、適応及び患者選択ついて議論し、「術前治療の最適化」に向けた最新の知見を議論したい。
肝胆膵
05. 肝細胞癌における腫瘍学的切除可能性分類の検証と実臨床への応用
↓詳細
2023年のコンセンサスミーティングにおいて肝細胞癌の切除可能性分類が提唱され、外科的切除可能性に加え、腫瘍生物学的特性に基づく切除可能性の概念が示された。薬物療法が著しく進歩する中、本分類は手術適応判断の新たな指針として期待される一方、それが真に予後を層別化し手術による生存利益を予測しうるのか、その妥当性の検証は途上にある。本セッションでは、各施設の症例集積をもとに本分類の予後予測能を多角的に検証いただくとともに、BR1・BR2症例に対する治療選択や集学的治療・conversion surgeryへの応用、至適なタイミングなど、腫瘍学的切除可能性分類を実臨床にいかに活用すべきか、活発な議論を期待する。
06. ロボット支援膵十⼆指腸切除術における手術手技とその治療成績【International・Video】
↓詳細
ロボット支援膵十二指腸切除術(RPD)は、ハイボリュームセンターを中心に広まりつつあるが、手術手技、手術適応、膵癌に対するアプローチ方法、再建法などには施設間で差があり、いまだ定型化には至っていない。本国際ビデオシンポジウムでは、主要施設におけるRPDの手術手技をビデオで供覧いただき、短期・長期成績も踏まえながら、各施設の手術手技の特徴に加え、手術適応、安全性、根治性、施設内での定型化に向けた取り組みについて国際的な視点から提示していただきたい。
心臓
07. 診療看護師・集中治療医と協働した心臓血管外科周術期マネジメントの最適化
↓詳細
心臓血管外科領域では、綿密な循環・呼吸・全身管理が求められ、タスクシフト・シェアの観点から診療看護師の導入が進んでいる。麻酔科領域でも、麻酔科医と特定行為研修修了看護師との協働が推進されている。また、今後の心臓血管外科認定修練施設の要件として、集中治療室における特定行為研修修了看護師または集中治療部所属医師による24時間診療体制の整備が検討されている。各施設における集中治療室の運用、人材育成、タスクシフト・シェアの実践、働き方改革や医療安全への効果、課題について、可能であれば心臓血管外科医、集中治療医、診療看護師がチームで参加し、議論を深めていただきたい。
血管
08. ⼸部-遠位⼸部大動脈疾患の最新治療選択
↓詳細
弓部~遠位弓部大動脈疾患に対する外科治療は、デバイスの進歩に伴い低侵襲化が進んでいる。人工血管置換術では、従来のFrozen Elephant Trunk(FET)法に加え、FET一体型分枝付き人工血管の使用が広がっている。一方、血管内治療においても、Hybrid TEVARに加え、Physician-Modified Endograft(PMEG)や分枝付きステントグラフトが行われ、治療選択肢はさらに多様化している。 これらの治療法については、中期成績のみならず、エンドリーク、逆行性A型大動脈解離(retrograde type A dissection:RTAD)、stent graft-induced new entry(SINE)、さらには脳神経学的合併症などの発生状況について詳細な検討が不可欠である。 本セッションでは、各治療法およびデバイスの適切な適応と選択基準、さらには合併症回避のための工夫について、スペシャリストの経験と知見を共有していただく。それらを踏まえ、本領域における至適な治療戦略について議論を深めたい。
小児
09. AI・画像解析・データサイエンスを用いた小児外科研究【International】
↓詳細
AI・画像解析・データサイエンスは、外科領域の研究・教育に新たな展開をもたらしている。小児外科では、症例数の希少性や疾患・形態の多様性が研究推進の課題となる一方、手術動画解析、3D画像再構築、機械学習による予後・アウトカム予測などの応用が進みつつある。本シンポジウムでは、AIを用いた術中画像解析、手技評価、教育支援、データ統合解析等の先進的研究を募集し、小児外科におけるデータサイエンスの可能性と倫理的・社会的課題について議論する。
呼吸器
10. 局所進行非小細胞肺癌に対する周術期治療戦略【International】
↓詳細
局所進行切除可能非小細胞肺癌に対する周術期治療は、免疫チェックポイント阻害薬の導入により大きく変化している。近年は術前術後化学免疫療法、術後補助化学療法、さらには化学放射線療法後のサルベージ手術など、多様な治療戦略が臨床導入されている。一方で、実臨床(real-world)では患者背景や治療完遂率、周術期合併症などの課題も多く、最適な治療シークエンスは未だ確立していない。本セッションでは、切除可能局所進行非小細胞肺癌の定義と適応を整理し、術前・術後・周術期治療それぞれの意義と限界について、最新エビデンスとreal-world dataを踏まえて議論していただきたい。
11. ロボット支援下呼吸器外科手術の現状と未来【Video】
↓詳細
ロボット支援胸腔鏡手術(RATS)は、2018年の保険収載以降、本邦において急速に普及し、呼吸器外科領域における低侵襲手術の重要な選択肢となっている。近年では様々なロボットプラットフォームが導入され、各施設で適応拡大や術式の多様化が進んでいる。一方で、導入初期における安全性確保、教育体制、デバイス選択、トラブルシューティングなど、普及に伴う課題も少なくない。本セッションでは、肺癌・縦隔疾患に対するRATSの適応、実際の手術手技、各機種の特徴と工夫を共有し、安全かつ有用なRATS普及に向けた現状と今後の展望について議論していただきたい。
乳腺
12. オンコプラスティックサージャリーを応用した乳房部分切除術の実際
↓詳細
乳癌の外科治療において、根治性と整容性の両立を目指すオンコプラスティックサージャリーは徐々に普及してきているものの、いまだ十分に浸透しているとは言えない。この領域では乳腺外科と形成外科の連携が重要であるが、乳房部分切除術は主として乳腺外科医によって行われている。形成外科の基本的技術を応用したさまざまなVolume Displacement法やVolume Replacement法が開発され、さらに新たなコンセプトとしてSuture Scaffold法も試みられている。本シンポジウムでは、乳腺外科医が単独で実施可能な乳房部分切除後の再建法を整理し、それぞれの適応について議論していただきたい。
内分泌
13. 甲状腺・副甲状腺手術におけるピットフォールと安全手技 ─ビデオで学ぶ基本の徹底【Video】
↓詳細
甲状腺・副甲状腺手術の基本手技を、映像を通じてわかりやすく示してほしい。手術で遭遇する具体的な場面を取り上げ、どこに落とし穴が潜み、それをどう回避するのかを明らかにしていただく。専門を異にする外科医にも手技の勘どころと面白さが伝わる演題を歓迎する。
救急・外傷・災害・地域
14. Emergency General Surgery ─最新のエビデンスをアップデートする─【International】
↓詳細
Emergency Surgery Course(ESC)の教育枠組みを基盤に、Emergency General Surgeryの主要課題をエビデンスに基づき再考するシンポジウムである。NOMI、腹部コンパートメント症候群/OAM、重症膵炎、胆道感染症、腸閉塞、Clostridioides difficile感染症、重症軟部組織感染症などを取り上げ、診断・治療戦略の最前線のエビデンスと課題を共有する。ビデオ提示や海外演者からのコメントも交え、実臨床に直結する知見の深化を目指したい。
総論・基礎・教育
15. ≪総論・基礎≫Precision Surgery-外科学における個別精緻医療 ゲノム・分子解析と外科治療
↓詳細
Precision medicineはこれまでゲノム医療を中心に展開してきたが、近年の技術革新により外科領域においても個別精緻医療の実現が可能となってきた。すなわちPrecision Surgeryという概念のもと、ゲノム・分子解析を基盤とし、術前から術後に至るまで患者ごとに最適化された外科治療が志向されている。例えば、liquid biopsyによるMRD評価や薬剤感受性予測は、治療方針や外科介入の意思決定に新たな指標をもたらしつつある。本シンポジウムでは、これらの基盤技術と外科治療の融合による新たな展開について、基礎および臨床の両面から広く議論していただきたい。
16. ≪総論・基礎≫基礎研究データベースを活用した悪性度・治療標的の精緻化
↓詳細
近年、The Cancer Genome Atlas(TCGA)やBeijing Genomics Institute(BGI)をはじめとする大規模ゲノム解析、全ゲノムシーケンス、エピゲノム解析の進展により、各癌腫における分子特性の解像度は飛躍的に向上している。さらに我が国においてもCenter for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics(C-CAT)の整備により、個別症例レベルでの統合的解析が可能となりつつある。これらのワールドワイドなデータベースを活用することで、従来のTNM分類を超えた新たな悪性度評価や治療標的の同定が期待される。本シンポジウムでは、基礎データベースを基盤とした癌の理解の深化と、臨床応用への展開について議論していただきたい。
パネルディスカッション
数人の演者が一つの問題について全員で集中的に討議を戦わせるセクションである。司会者が主導となり総合討論を行い、演者は自己の経験や業績にもとづいて異なる意見を述べあう。演者による講演を行うかどうかは司会者に一任し、聴衆は演者間の討論の中から、今後の診療に取り入れるべきものを得る。
上部消化管
01. 進行胃癌のConversion手術における外科の役割を再考する
↓詳細
近年の化学療法および免疫チェックポイント阻害薬の導入により、切除不能進行胃癌においてもConversion手術による根治切除が可能となる症例が増加している。しかしながら、その適応、至適施行時期、術式選択については未だ統一された見解は得られておらず、長期予後も依然として不良である。本セッションでは、各施設におけるConversion手術の治療成績および治療戦略を提示いただき、集学的治療の中で外科が果たすべき役割と今後の課題について議論していただきたい。
02. ⻑期QOLを⾒据えた⾷道胃接合部癌の個別化治療戦略:手術の標準化と機能温存のバランス【Video】
↓詳細
食道胃接合部癌においてはリンパ節郭清範囲の標準化が進む一方、縦隔内再建における縫合不全などは依然として重要な課題である。狭小な術野での吻合操作は技術的難易度が高く、安全かつ確実な再建法の確立が求められている。さらに近年では、長期生存例の増加に伴い、術後QOLや機能温存の重要性が高まっている。本セッションでは、ビデオを用いて各施設の再建手技と工夫を提示いただき、根治性と機能温存のバランスを踏まえた個別化治療戦略について議論していただきたい。
03. 局所進行⾷道癌に対する集学的治療の現在地
↓詳細
JCOG1109試験の結果から、切除可能進行食道癌に対して本邦では術前DCF療法+手術が標準治療として行われている。全身制御と局所制御の両者を兼ね備えたDCF療法により更なる長期成績の向上が望まれる一方で、発熱性好中球減少に代表される重篤な有害事象に対する適切なマネジメントが要求され、高齢者やハイリスク症例などの集学的治療の完遂に懸念がある。また、術後補助化学療法についてもNivolumabが保険収載されているが、その適応についてはまだ議論の余地があり、現在はJCOG2206試験により検証中である。現時点での集学的治療のベストプラクティスは何か?各施設の現状を長期成績含めご提示いただき、建設的な議論を期待したい。
04. ⾷道癌手術周術期管理アップデート~MIE時代の⼯夫と成績~
↓詳細
食道癌手術における周術期管理は、呼吸器管理に始まり、輸液管理、栄養管理、さらには理学療法や嚥下訓練など多岐にわたる。チームを構成し有機的に多職種介入を行っている施設もあるが、マンパワーや働き方の問題等で満遍なく介入することが難しい現状もある。一方で、MIEが普及し重篤な呼吸器合併症が減少したこともあり、パス通りに経過する症例が多くなっている。MIE時代にさらなる短期成績向上を目指した取り組みを治療成績を含めて提示いただき、活発な討論を行っていただきたい。メディカルスタッフからの応募も歓迎する。
下部消化管
05. 大腸癌診療におけるprecision medicineの役割
↓詳細
大腸癌診療においては、次世代シーケンシングをはじめとする技術革新とがんゲノム医療の普及により、Precision Medicineに基づく個別化治療が急速に進展している。KRAS、BRAF、MSIといった従来のバイオマーカーに加え、HER2や腫瘍変異量(TMB)など、多様な分子異常に基づく治療選択が可能となりつつある。さらに、circulating tumor DNAを用いた微小残存病変(MRD)評価やLiquid biopsyの臨床応用も注目されている。本セッションでは、こうした分子基盤と臨床応用をつなぐトランスレーショナルリサーチの最前線に加え、外科医の視点に基づいたPrecision Medicineの実装と課題についても広く議論したい。
06. ⾻盤内他臓器合併切除の手術手技と手術成績【Video】
↓詳細
骨盤内他臓器浸潤を伴う局所進行腫瘍に対する骨盤内他臓器合併切除術はR0切除を目指す上で重要な治療選択肢である。一方で、複雑な骨盤解剖に基づく高度な手術手技を要し、出血や術後合併症、尿路・性機能障害にも配慮を要する高難度手術である。さらに2026年度診療報酬改定では、内視鏡手術用支援機器を用いる腹腔鏡下骨盤内臓全摘術が保険収載され、低侵襲アプローチへの期待も高まっている。骨盤内他臓器合併切除術の標準化や、安全性と根治性の両立に向けた工夫と課題を考察する。
07. 炎症性腸疾患における外科治療の短期・⻑期アウトカム
↓詳細
炎症性腸疾患に対する内科治療は進歩しているが、潰瘍性大腸炎およびクローン病において外科治療はなお重要である。近年は、術後合併症や在院日数といった短期成績に加え、再発・再手術、永久ストーマ、pouch関連合併症、PROやQOLを含めた長期成績を見据えた評価や周術期管理の重要性が高まっている。最新知見を踏まえ、炎症性腸疾患外科治療の短期・長期アウトカムと今後の課題を議論する。
肝胆膵
09. 低侵襲肝胆道手術の最前線【Video】
↓詳細
腹腔鏡下およびロボット支援下手術の発展により、低侵襲肝胆道手術は新たな時代を迎えている。特にロボット支援下肝切除は保険収載から5年が経過し、安全性や短期成績、根治性における有用性を示す報告が蓄積される一方、コストや適応、腹腔鏡手術との棲み分けなど、改めてその意義を問い直す時期に来ている。また、肝切除や膵頭十二指腸切除においてロボット支援手術が普及・定型化しつつある中、肝門部領域胆道悪性腫瘍に対する低侵襲手術も新たな展開を迎えている。現在、本邦では胆嚢癌や肝門部胆管癌に対する適応にはいまだ保険上の制限があるが、海外ではロボット手術を中心に多くの知見が蓄積されつつあり、従来腹腔鏡下では困難であった手技への応用可能性も示されている。本ビデオセッションでは、肝胆道領域における低侵襲手術の工夫、定型化、高難度手技、トラブルシューティング、新技術導入などを供覧し、その有用性と課題、今後の展望について議論する演題を募集する。
10. 胆道癌に対する集学的治療の現状と課題
↓詳細
胆道癌治療は、外科切除を中心とした従来の治療戦略に加え、補助化学療法、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、がんゲノム医療の進展により、臨床的に急激な変化が生じ新たな局面を迎えている。切除不能・再発胆道癌に対する治療成績の向上、新たな薬物療法の開発、バイオマーカーに基づく個別化治療、さらにコンバージョン切除など多くの課題が山積している。本セッションでは、内科・外科・病理・ゲノム医療など多領域の視点から、胆道癌に対する集学的治療の現状を共有し、今後解決すべき課題と新たな治療戦略について議論したいと考える。多くの施設からのご応募をお待ちしている。
11. Biological Borderline 膵癌 ― 定義の再考 ―
↓詳細
膵癌治療においては、画像診断に基づく解剖学的切除可能性のみならず、CA19-9をはじめとする腫瘍マーカー、栄養状態、全身状態などを踏まえた“Biological Borderline Resectable”の概念が提唱されている。しかし、その定義や臨床的意義については、いまだ十分なコンセンサスが得られていない。本パネルディスカッションでは、各施設における診断基準、治療選択、予後との関連をもとに、新規バイオマーカーの可能性も含めたBiological Borderline Resectable膵癌の再定義と今後の治療戦略について議論したい。
心臓
13. ⼼臓⾎管手術におけるAI臨床実装:画像解析・術前計画・リスク予測・術中支援・周術期管理の最前線
↓詳細
心臓血管外科領域におけるAIの臨床実装について、画像解析、術前シミュレーション・手術計画、手術リスク・予後予測、術中ナビゲーション・意思決定支援、周術期管理など、幅広い演題を募集する。AIによる診療精度の向上、手術手技の標準化、医療安全や教育への応用に加え、導入・運用上の課題、データの質、倫理的問題についても議論を深めたい。外科医の技術、経験、判断力とAIが相互に補完し合う未来を見据え、心臓血管外科診療のさらなる発展につながる新たな知見を共有する場となることを期待する。
小児
呼吸器
乳腺
17. 局所進行乳癌に対する最新の集学的治療
↓詳細
薬物療法の進歩に伴い、外科療法や放射線療法といった局所治療ではDe-escalationが進んでいる。一方で、分子標的治療や免疫チェックポイント阻害薬をはじめとする新規薬物療法の開発により、従来であれば切除不能と判断されていた局所進行乳癌に対しても、治癒を目指した外科切除が可能となる症例を経験するようになってきた。本パネルディスカッションでは、局所進行乳癌に対する集学的治療の最新知見を整理するとともに、今後の治療戦略と展望について議論していただきたい。
救急・外傷・災害・地域
18. Acute Care Surgeryの改善効果 ─労働環境、患者予後、病院収益─
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臓器別分化が進み、低侵襲手術が主流となり、外科医にも「人間らしい働き方」が求められる外科の現状において、Acute Care Surgery(ACS)は、臓器横断的な専門性をもって外傷や緊急一般外科手術症例に対応することによる治療成績の向上のみならず、役割分担による他領域外科医の負担軽減など、多面的な効能が期待されている。一方で、海外では、ACS体制の導入が周期合併症の減少や病院収益の改善、外科医の満足度向上に寄与することが報告されているものの、本邦では客観的な評価は未だ十分とは言い難い。今後、ACSが外科の一専門分野として、国内においてさらなる発展を遂げるためには、その効能を可視化し、エビデンスを構築することが不可欠である。各施設のACSの効能に関する成果を発表いただき、この課題について活発な議論をしていただきたい。
19. 外傷外科手術における外傷チームの構築
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外傷外科手術は典型的なチーム医療であると言われる。搬送直後の初期蘇生には、救急医、初療看護師、放射線技師、輸血部、救急救命士など多くの職種が関わり、ここに外科医と手術室看護師を加えてこのチームで外傷蘇生手術は行われる。時間的制約の圧の中で、迅速で的確な手術遂行のためには、チーム員全体の共通認識を形成して、最大眼のパフォーマンスを出さなければならない。本セッションでは、外傷外科手術チームの構築について、科学的データを提示いただき、どのようにこれを構築すべきかについて議論いただきたい。
総論・基礎・教育
20. ≪総論・基礎≫外科医が推進する医療機器開発の現状と未来展望
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近年、手術室や外科診療の現場ニーズを起点とした医療機器開発が多様な分野で加速している。従来の医師と企業の連携に加え、医師とエンジニアの協働によるスタートアップ創出など、新たなイノベーションの潮流が生まれている。外科医のニーズを反映した手術機器の開発に加え、デジタル技術を活用したSoftware as a Medical Device(SaMD)は外科治療との親和性が高く、その臨床応用が期待される。本シンポジウムでは、外科医主導の医療機器開発の現状と課題、ならびに多職種連携による今後の展望について議論していただきたい。
21. ≪教育≫外科教育の新たな局面:エビデンスとイノベーションを外科教育はどう取り込むのか?
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外科教育は古くからの重要課題であると同時に、現在も進化を続ける分野である。近年、外科教育を学問として捉え、教育手法や評価指標のエビデンス構築を目指す研究が進展している。また、デジタルデバイスやシミュレーション技術、AIを活用した教育支援システムなど、イノベーションを背景とした新たな教育手法の導入も広がりつつある。本シンポジウムでは、これらのエビデンスと技術革新をいかに外科教育に統合し、次世代の外科医育成につなげる取り組みを中心に議論していただきたい。
ワークショップ
完成した研究成果より、むしろ未完成の進行中の研究をとりあげるセクションである。聴衆との討論の中で助言や今後の方向性が指摘される。斬新な考えや新しい方向などを示すような発表が望ましい。発表内容が多岐にわたることから総合討論は司会者の判断で有無を検討する。
上部消化管
01. 上部消化管外科周術期における低栄養治療による外科手術成績向上
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上部消化管手術において、高齢患者や併存疾患を有するHigh risk症例の増加に伴い、周術期管理の重要性が一層高まっている。特に低栄養は術後合併症や予後不良と密接に関連しており、術前からの適切な評価と介入が不可欠である。近年、栄養療法、運動療法、周術期リハビリテーションを組み合わせた包括的介入の有用性が報告されているが、その最適な介入法は確立されていない。本セッションでは、低栄養治療の実際と治療成績について発表いただき、外科手術成績向上に向けた戦略を議論していただきたい。
02. AIとデジタルサージェリーが変える胃癌手術―精度と安全性の新時代へ
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人工知能(AI)やデジタル技術の進展により、外科手術は新たな段階を迎えている。術中ナビゲーション、解剖構造のリアルタイム認識、合併症リスク予測、さらには手術教育への応用など、胃癌手術における精度と安全性の向上が期待されている。一方で、これらの技術の臨床的有用性や標準化、倫理的課題については未だ十分な検証がなされていない。本セッションでは、最新の技術応用とその臨床的インパクトについて発表いただき、今後の展望を議論していただきたい。
03. フレイル・⾼齢者の⾷道癌に対する集学的治療戦略
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高齢化の波は食道癌の患者層にも確実に押し寄せてきており、80歳台の食道癌に対しても外科治療は重要な選択肢となっている。耐術能があれば手術がベストな選択肢なのか?補助療法は必要なのか?高齢者にとっての食道癌の根治とは何かをあらためて考えるべき時代となってきている。また高度狭窄を伴う進行食道癌患者においてフレイルな状態に対する集学的治療戦略については普遍的なテーマである。EBMが及び難いこうした対象に対する治療戦略における取り組みを様々な地域、施設からご提示いただきたい。
04. cT4⾷道癌治療におけるconversion surgeryの適応と意義
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切除不能局所進行食道癌(cT4)に対する標準治療はガイドライン上化学放射線療法であるが、近年は局所制御能の高いDCF療法やICI+化学療法による導入化学療法を初回治療として行い、奏効例に対してconversion surgeryを行う機会が増えている。cT4に対する初回治療の選択、conversion surgeryの適応及び施行するタイミング、さらには手術施行例の術後サーベイランスについて、依然として施設間格差が大きいのが現状と思われる。本セッションではcT4に対する治療戦略について、標準治療であるCRTの位置づけを含めて、各施設の取り組みと治療成績を発表いただきたい。
下部消化管
05. 医療費から考えるロボット支援大腸切除術
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ロボット支援大腸切除術は広く普及しており、保険収載改訂によりロボットの加算がついたことで、今後さらなる症例数の増加が見込まれる一方で、医療費、導入・運用コスト、診療効率を含めた経済的課題の検討は依然として重要である。本テーマでは、ロボット支援大腸切除術の医療経済性、費用対効果、ならびに実臨床における工夫と課題に関する演題を募集する。
06. 大腸癌治療に対するAIの臨床応用の現状と展望
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AI技術の進化は目覚ましいものの、高い安全性が求められる外科領域への社会実装には依然として多くの障壁が存在する。本企画では、大腸癌診療におけるAI技術の最前線とその将来展望を整理し、併せて、臨床において外科医がいかに生成AIを日常診療や自己研鑽に安全かつ有効に活用していくべきかについて深く議論していただきたい。
07. 下部消化管疾患の治療成績向上を目指したビックデータの利活用
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外科臨床研究においてビッグデータの整備が進み、多様なデータソースに活用が可能となっている。下部消化管領域においても、手術手技や周術期管理の最適化に向けたリアルワールドデータ解析が進展し、治療成績向上に繋がるエビデンスの創出が期待されている。 本セッションでは、National Clinical Datebaseなどの大規模データベースの活用を含め、ビッグデータに基づく外科医療の可能性と課題を共有し、今後の展望などについて論じていただきたい。
肝胆膵
09. 肝癌に対する集学的治療における外科治療の現在地
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進行肝細胞癌治療は複合免疫療法の出現で一層の躍進を遂げ、ICI+VEGF阻害剤とdual ICIにより、集学的アプローチの中でcancer freeを目指す戦略が注目されている。外科治療は低侵襲化する肝切除の一方で、5-5-500基準に適応を拡げた肝移植まで、集学的治療の中で重要な役割を担っていることは自明である。また、大腸癌肝転移を筆頭に転移性肝癌治療も薬物治療の進歩と相まって外科治療の重要性は高まり、限界肝切除への挑戦や、肝移植の応用など適応がかわりつつある。本ワークショップでは、肝細胞癌や転移性肝癌に対する集学的治療の中での肝移植も含めた外科治療の立ち位置、将来展望まで幅広く演題を募集する。
10. Grade 2, 3胆嚢炎、胆管炎に対する治療戦略
↓詳細
急性胆嚢炎において早期手術が推奨されているものの諸般の医療事情から緊急手術にいたれない胆嚢炎症例も増えてきている。Grade2, 3の胆嚢炎、胆管炎症例に対して内視鏡的治療の関与が必要な場面があるもののその有用性、内視鏡的治療から手術までの至適時期、bailout手術を含む手術手技についていまだ明らかなものは示されていない。本ワークショップはGrade 2, 3胆嚢炎、胆管炎に対する様々なアプローチがあり、内視鏡的治療や経皮的穿刺手技の有用性、手術までの至適時期、手術手技方法などについて各施設の取り組みや課題をご発表、ご討議いただきたい。
11. 膵癌における Conversion surgery−生存成績から⾒た手術適応−
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切除不能膵癌に対する化学療法・化学放射線療法の進歩により、治療奏効後に切除を行うconversion surgeryが積極的に行われるようになってきた。一方で、化学療法の投与期間、奏効判定、手術のタイミング、画像・腫瘍マーカー評価、放射線治療や重粒子線治療などの追加治療の位置づけについては、いまだ施設間で方針が異なる。本ワークショップでは、各施設の治療成績をもとに、生存率の改善に寄与する症例選択、手術のタイミング、集学的治療戦略について議論したい。
12. 主要動脈接触膵癌における安全な切除方法【Video】
↓詳細
腹腔動脈、総肝動脈、上腸間膜動脈など主要動脈に接触する膵癌では、根治性を追求する一方で、安全性や術後のQOLとのバランスが重要となる。特に、動脈周囲神経叢の温存と郭清の判断、arterial divestmentや動脈合併切除の方法、腹腔動脈・総肝動脈・上腸間膜動脈それぞれの解剖学的特徴に応じた切除戦略については、施設間で方針が異なる。また、上腸間膜動脈周囲に広範囲浸潤を認める症例に対するconversion surgeryでは、郭清が時に極めて困難であり、その安全な対処法も重要な課題である。本ワークショップでは、主要動脈接触例に対する各施設の手術手技の工夫をビデオで供覧いただき、安全かつ根治性の高い切除戦略について議論したい。
心臓
13. ⼼臓⾎管デバイス治療後Explant術の実際と⼯夫【Video】
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ステントグラフト、冠動脈ステント、ペースメーカーに加え、TAVI、TEER、経皮的左心耳閉鎖術、ASD閉鎖術など、心臓血管領域におけるデバイス治療の適応は拡大している。一方、感染、構造劣化、デバイス不全などにより、外科的explantや心血管組織の修復・再建を要する症例も増加しているが、標準的手技が確立されていない領域も多い。本セッションでは、各種デバイスの摘出方法、周囲組織損傷を回避する工夫、摘出後の修復・再建手技、治療成績や課題について、手術動画を中心とした演題を広く募集し、安全で再現性の高い手術戦略を共有したい。
血管
14. 最新デバイス使用を含めた急性動脈閉塞疾患に対する治療選択【Video】
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本邦におけるウロキナーゼの供給停止は、急性動脈血栓閉塞症や閉塞性動脈硬化症の急性増悪に対する治療戦略の見直しを迫っており、血管内治療およびハイブリッド血管手術の重要性を一層高めている。近年では、従来の外科的動脈血栓除去術(Fogarty手術)に加え、新たな血栓吸引デバイスや膝窩動脈以下の末梢動脈にも適用可能なステントが使用可能となり、治療選択肢は大きく拡大している。 本セッションでは、四肢末梢動脈および腹部分枝動脈の急性閉塞性疾患を対象として、各施設における実際の治療手技とその工夫を動画で供覧する。これらの症例を通じて、急性動脈閉塞に対する至適な治療アプローチについて活発な議論を行いたい。
小児
15. 小児外科ロボット支援手術の未来−内視鏡外科手術の共存−【Video】
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小児外科領域におけるロボット支援手術は、成人外科に比べ普及が進んでおらず、適応疾患、症例数、教育体制、certificate制度、施設認定、コストなど多くの課題を抱えている。一方で、精緻な操作性や視野の安定性など、小児外科における有用性も期待される。本セッションでは、ロボット支援手術が普及しにくい要因を整理し、内視鏡外科手術との共存を含め、近未来像について多角的に議論する。
呼吸器
16. 肺移植から学ぶ呼吸器外科手術 ~高度手術技術の実践と応用~【International・Video】
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末期呼吸不全に対する肺移植(Lung Transplantation)は、国内外で症例数が増加しており、呼吸器外科医が移植医療に関与する機会は年々拡大している。一方で、働き方改革や医療資源の制約を踏まえた持続可能なチーム医療体制の構築も重要な課題となっている。近年では、肺移植手術で培われた血管・気管支再建技術や周術期管理が、進行肺癌や拡大手術など一般呼吸器外科領域へ応用される場面も増えている。本セッションでは、肺移植における外科チームの新たな役割、人材育成、技術応用の可能性について、移植医療に直接携わらない医師も含めて幅広く議論していただきたい。
17. 呼吸器外科手術におけるトラブル回避と安全対策
↓詳細
呼吸器外科手術におけるトラブルシューティングは、教科書的知識のみでは対応が難しく、実際の経験や判断力の積み重ねが極めて重要である。特に出血、気管支損傷、癒着症例、デバイストラブルなどへの対応は、術者の経験によって大きく差が生じる。一方で、トラブル発生後の対処だけでなく、術前準備や手術戦略による“回避”の視点も重要である。本領域はこれまでの学会企画でも参加者が多く、関心の高いテーマである。本セッションでは、実際の経験や工夫を共有しながら、安全性向上につながる考え方と対応法について議論していただきたい。
乳腺
18. 乳輪温存乳房切除 ロボットvs内視鏡【International・Video】
↓詳細
ロボット支援手術の普及を目指し、日本乳癌学会ではワーキンググループを立ち上げ、早期の保険収載実現とその普及に取り組んでいる。一方、20年以上の歴史を有する内視鏡手術においても、このたび皮下全乳腺切除術が保険適用となり、今後さらなる普及が期待される。整容性と根治性の両立を目指すうえで、次世代の低侵襲手術として位置づけられるロボット支援手術と内視鏡手術には、それぞれ利点と課題が存在する。本ワークショップでは、両者の特徴を比較して、その将来展望について議論していただきたい。
内分泌
19. 薬物療法の進歩による内分泌外科手術―変わるものと変わらないもの【International】
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選択的キナーゼ阻害薬の登場により、局所進行甲状腺癌の治療は大きく変わりつつある。ネオアジュバント療法後の手術の実臨床経験を、奏効例だけでなく非奏効例も含めてご提示いただき、それぞれの問題点を示してほしい。そのうえで、薬物療法が進歩してもなお変わらない外科の真価と、いま変わりつつあるものとは何かを論じていただく。
救急・外傷・災害・地域
20. 外傷外科医等養成研修の先にあるTSAT活動の未来
↓詳細
日本外科学会が開催する、テロ災害による爆傷・銃創・切創に対応可能な医療者を育成する「外傷外科医等養成研修」は2017年からスタートし今年で10年目を迎え、多くの研修修了者を輩出している。また本研修を修了し、大規模イベント等に外傷外科チームとして派遣されるTSAT(Trauma Surgery Assistance Team)事業も、国内サミットや万博などにて既に実績を挙げている。しかしこの研修や事業に関して多くの学会員がまだ認知しているとは言えないのが現状である。本研修を修了した方や実際にTSAT派遣を経験した方に、その内容と有用性を学会員と広く共有し、また今後のTSAT事業に期待することや新たなる活動の場の提言など、本事業の未来への発展に向けたメッセージを議論していただきたい。
総論・基礎・教育
21. ≪教育≫働き方改⾰の中での私の外科教育法
↓詳細
働き方改革の進展により、外科医の労働環境は大きく変化し、従来の長時間労働を前提とした教育体制の見直しが求められている。これに伴い、On-the-job trainingに加え、Off-the-job trainingを効率的に組み合わせた新たな教育手法の構築が重要となっている。限られた時間の中でいかに教育効果を最大化するかは、各施設に共通する課題である。本セッションでは、各演者が実践している外科教育の工夫や取り組みを共有し、明日からの外科教育に資する具体的方策について議論していただきたい。
22. ≪総論・基礎≫手術検体から生まれる新しいトランスレーショナルリサーチ
↓詳細
近年、各領域において周術期治療が進歩し、術前治療後の外科検体を用いたトランスレーショナル解析が可能となっている。さらに、ゲノム解析やシングルセル解析技術の発展により、腫瘍の免疫微小環境や不均一性、治療反応性を多層的に評価することが可能となった。外科検体は、治療前後の変化を直接捉えることのできる貴重な研究資源であり、基礎と臨床をつなぐ重要な役割を担う。本セッションでは、外科検体を起点としたトランスレーショナルリサーチの最前線を共有し、外科主導型研究のさらなる発展に向けて活発に議論していただきたい。
Young Investigator's Award
演題登録時の希望セッションに「サージカルフォーラム」または「サージカルフォーラムまたはポスターセッション」を選択した場合、40歳以下の会員限定で、Young Investigator’s Awardの候補演題に希望されるかの選択項目があります。査読結果上位の演題から選出いたします。
サージカルフォーラム
応募にあたり、セッションカテゴリーを選択いただきます。カテゴリーの詳細はこちら をご参照ください。
ポスターセッション
応募にあたり、セッションカテゴリーを選択いただきます。カテゴリーの詳細はこちら をご参照ください。
研修医の発表セッション・医学生の発表セッション
外科を志す研修医と医学生からの演題を募集いたします。
演題発表は、下記を予定しております。
研修医の発表セッション:4月9日(金)・10日(土)
医学生の発表セッション:4月10日(土)
ご応募される際には、所属施設の規定を確認し、許可を得たうえでご登録いただけますようお願いします。たくさんのご応募をお待ちしております。
※演題応募時に「医学生」「初期臨床研修医」の方は定期学術集会への参加登録費は無料 となります。
※研修医セッションには、「後期研修医」もご応募いただけます。本会に入会いただいている場合は、一般演題にもご応募いただけます。
トラベルグラント
海外の研究者(40歳以下)の応募を受付いたします。トラベルグラントに採用された場合は、旅費・学会参加費の一部が支給されます。
詳しくは、トラベルグラントページ をご覧ください。
演題採否について
演題採否は、オンラインでご確認いただけます。採否公開時期につきましては、後日ご案内申しあげます。
個人情報について
ご登録いただいた個人情報は、第127回日本外科学会定期学術集会の運営準備の目的以外での使用はいたしません。また、ご入力いただいた個人情報は、必要なセキュリティの対策を講じ、厳重に管理いたします。
演題登録に関するお問い合わせ
一般社団法人日本外科学会
〒105-5111 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館11階
TEL:03-5733-4094 FAX:03-5473-8864
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