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 新専門医制度における外科6領域のサブスペシャルティとの連携について
 
新専門医制度における外科6領域のサブスペシャルティとの連携について
 
 2018年4月からの新専門医制度開始に際しましては、会員の皆様に多大なるご支援とご理解を賜っておりますこと、あらためまして厚く御礼を申し上げます。
 
 日本外科学会が構築・運営してきた外科専門医制度は、他の基本領域専門医制度と比較しても、もっとも充実した完成度の高い制度であり、新しい専門医制度の規範となるべき制度であるとも考えています。特に、外科専門医直結の6領域のサブスペシャルティ(消化器外科,心臓血管外科,呼吸器外科,小児外科,乳腺,内分泌外科)とは密に連携を行い、新専門医制度においても、外科の専門研修の2年目から当該のサブスペシャルティ研修も連動して行えるように、連動研修の制度設計を進めて参りました。
 日本専門医機構からも、外科6領域のサブスペシャルティについては認定済みである旨の決定事項がかねてより示されており、2018年9月には各サブスペシャルティ領域の整備基準を提出し、2019年4月からの連動研修開始に向けて準備を進めておりました。
 
 しかしながら、2019年2月22日開催の厚生労働省の「医道審議会医師分科会医師専門研修部会」におきまして、日本専門医機構の代表者より、外科の6領域のサブスペシャルティの認定はあくまでも暫定的なものに過ぎない旨の発言があり、結果的に2019年4月からの連動研修も認められないなど、今後の新専門医制度の運営に重大な支障を来たす状況となりました。
 これに対しまして、日本外科学会は外科専門医直結の6領域のサブスペシャルティを堅守し、引き続き密に連携を行うことを基本姿勢として、専門研修2年目からの連動研修が認められるように、日本専門医機構および厚生労働省などと断固たる姿勢で協議を行って参ります。日本外科学会および6領域のサブスペシャルティとしてどうしても受け入れがたい状況となった場合には、新専門医制度から撤退することも視野に入れて、協議に臨む所存です。
 日本外科学会は、国民の皆様、そして日本の医療を支えるすべての皆様の声に真摯に耳を傾けながら、「質の高い専門医育成のためのより良い制度」構築を目指してなお一層の努力をして参りますので、引き続きご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
  2019年3月
 
一般社団法人日本外科学会
理事長 森  正樹
専門医制度委員長 小寺 泰弘
外科関連専門医制度委員会
委員長 北川 雄光