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 「外科医師の勤務実態に関するアンケート」のお願い
2019年11月
 
会員各位
 
一般社団法人日本外科学会
理事長 森 正樹
「AIの活用」WG
委員長 藤原俊義
 
「外科医師の勤務実態に関するアンケート」のお願い
 
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 
日本外科学会では将来計画委員会内に“人工知能(Artificial Intelligence;AI)の活用のためのワーキンググループ”を組織し、将来の外科医療をより良い方向に導くAIの活用方法に関して検討を重ねて参りました。
 
昨今の医療情勢として、医師の「診療科偏在」と「地域偏在」が大きく取りざたされ、また昨年度より開始となった新専門医制度におきましても、地域医療に及ぼす影響が懸念されていたことから、当ワーキンググループでは、「ナショナルビッグデータを用いた新専門医制度の地域外科医療に及ぼす影響の評価と人工知能(AI)を用いた適正医師配置シミュレーションプラットフォームの確立」(平成30年度日本外科学会臨床研究助成受賞課題)という研究課題を立ち上げ、NCDを中心としたナショナルデータを用いたAIによる適正医師配置の研究を開始しておりました。時を同じくして厚生労働省も、2016年に医師10万人を対象に行った「医師の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」(以下、医師10万人調査)と、DPCを基にした患者数から算出した必要医師数に基づき、来年度から外科・産婦人科などを除く13の基本領域(診療科)で専攻医募集定員の上限(シーリング)を導入いたしました。しかし、その根拠となったデータには、外科に関連する手術件数等は反映されておらず、また医師10万人調査に回答した外科医師数はごく限られたものでした。
 
外科領域におきましては、NCDという一般外科手術の95%以上をカバーするナショナルビッグデータを要しており、このNCDをもとにした解析がより適格な必要外科医師数の予測につながるものと考え、当ワーキンググループではNCDを基盤とした外科医師の適正配置の検討を行っております。それに際しまして、外科医の労働環境を正確に把握することが必要であり、特に手術以外の業務実態を加味することで、より現実に即した結果を期待することができます。そこで、このたび全国の外科学会会員の先生方を対象に「外科医師の勤務実態に関するアンケート」調査をお願いさせて頂くこととなりました。ご多忙とは存じますが、ご理解いただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
 
本アンケートでは、厚生労働省が行った医師10万人調査の調査項目をもとに、より簡潔にした形式としており、会員の先生方のサブスペシャルティや勤務地、ある1週間の手術やそれ以外の業務の労働時間を、定期外勤先なども含めて質問させていただき、労働環境としての仕事量を算出する資料とさせていただきたいと考えています。NCDより算出した二次医療圏(あるいは都道府県)ごとの手術症例数と、日本外科学会会員情報から抽出した医師数に、本アンケート調査の結果をもとに働き方改革の観点から補正を加え、二次医療圏(あるいは都道府県)ごとの必要医師数を算出する予定です。本アンケート調査の施行に関しましては、日本外科学会研究倫理審査委員会の承認を得ており、アンケートは個人が特定されることなくデータとして解析され、適正外科医師数の評価にのみ用いられます。
 
日本外科学会が進める本研究は、NCDデータと多くの会員の先生方のアンケート結果に基づくより現実的な適正外科医師数の算出を目指しており、厚生労働行政推進調査事業費補助金の支援を得て実施されます。今後の地域における外科医療をより良い方向に導く上で非常に重要な調査であると考えております。一人でも多くの外科医の皆様にご回答頂けますよう、ご理解・ご協力のほど重ねてお願い申し上げます。
 
倫理審査結果報告書はこちらです。
 
アンケートの回答画面はこちらです。
<回答画面URL>
 
上記の回答画面にアクセスすると、会員ページへのログインが求められますが、会員以外からの回答や、二重回答などを防ぐためであり、回答内容そのものと連結されることはありませんので、ご安心ください。
 
アンケートの設問はQ65まであり、主に最近1週間の労働時間や手術時間などを曜日毎にお尋ねします(回答を中断して途中で保存することができます)。
 
回答期間は12月13日(金)17時までとさせていただきます。
 
≪問合せ先≫
日本外科学会事務局
〒105-6108 東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル8F
TEL: 03-5733-4094 FAX:03-5473-8864