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 意見書:臨床研修制度のあり方等に関する検討会について
意見書:臨床研修制度のあり方等に関する検討会について
 
平成21年2月4日
 
臨床研修制度のあり方等に関する検討会
 座長 高久 史麿 殿
 
社団法人日本外科学会
理事長  里 見 進
 
 今般、厚生労働省と文部科学省が貴検討会に、医師の臨床研修制度の見直し案骨子を提示した旨が報道されました。その内容は研修期間を実質1年として、必修科目を現行の7から3に減らし、内科(6ヵ月)、救急科(3ヵ月)、および地域医療(1ヵ月)とするというものです。つまり、外科が必修科目から省かれるということになりますが、本学会はこの内容に反対いたします。
 そもそも外科学は内科学と共に医学教育の根幹を占めるものであり、種々の外科学の基礎は他科の修練にも必要となる素養です。救急科における外傷・熱傷の対応も、外科の素養がなければ難しいと言わざるを得ません。
 したがって、バランスのとれた医師を養成するという臨床研修制度の理念を鑑み、外科を必修科目として残し、現行どおり3ヵ月程度は研修させることを強く望みます。貴検討会におかれましても、かかる認識を踏まえた上で検討を進めてくださいますようお願い申し上げます。