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平成16年度 理事会ニュース(3)

日 時
平成16年11月19日(金)12:35~18:35
場 所
日本外科学会事務所会議室
出席者
会 長
二村雄次


副会長
幕内雅敏


理 事
落合武徳,兼松隆之,小林紘一,里見進,高本眞一,田中雅夫,田林晄一,中尾昭公,名川弘一,畠山勝義,宮野武,門田守人


監 事
加藤紘之,松野正紀
委任状出席者
監 事
松田暉
陪席者
名誉会長
出月康夫(外保連会長)

監 事
小田高司,國土典宏
議 題
第 1 号議案  混合診療”の件


第 2 号議案 本年度認定医認定の件


第 3 号議案  本年度外科専門医移行・特例認定の件


第 4 号議案  本年度施設認定・指定施設指定の件


第 5 号議案  本年度指導医認定・更新認定の件


第 6 号議案  各種委員会中間報告の件


第 7 号議案  名誉会長,名誉会員および特別会員推戴の件


第 8 号議案  次期役員選挙の件


第 9 号議案  その他
議事録署名人:幕内副会長,名川理事


持ち回り理事会
 9月 1日付「財務会計ペイオフ対策の件」は承認.
 9月16日付「本年度病歴抄録事前チェック判定の件」は承認.
 9月28日付「『診療行為に関連した患者死亡の届出について~中立的専門機関の創設に向けて』の声明文追加訂正の件」は承認.
 11月 9 日付「外保連からの『“混合診療”についての考え方(案)』の件」は再審議.

第 1 号議案
“混合診療”の件
 外保連とは立場を異にし,原則的に“混合診療”の導入拡大の解禁に賛成する旨の理事会声明を緊急に公表することを承認.
 声明内容は事前に外保連会長である出月康夫名誉会長に照会.

第 2 号議案
本年度認定医認定の件(認定医認定委員会報告:里見理事)
 9月 3 日に本年度第 2 回,11月11日に第 3 回委員会を開催し,11月 5 日にC・D判定打ち合わせ会議を開催.
1)
本年度認定医認定申請者;1,111名
受験有資格者;1,102名
病歴抄録事前チェック不合格者;36名
病歴抄録事前チェック未提出者(欠席扱);49名(承認済み)
2)
10月19日に全国 7 地区で口頭試問を実施.→受験者;1,013名(欠席;4名)
3)
最終審査結果を承認.→試問不合格者;24名,合格者;989名,合格率;94.3%
4)
来年度日程:
口頭試問を平成17年10月18日(火)に実施.来年度をもって認定医認定試験が終了することを確認.
5)
各地区試験委員長は最終審査には必ず出席するよう手配する旨を勧告.
 

第 3 号議案
本年度外科専門医移行・特例認定の件
(専門医移行審査委員会報告:里見理事)
 9月 3 日に本年度第 2 回,11月11日に第 3 回委員会を開催.
 申請者;2,376名,可;2,369名,不可;7名を承認.

第 4 号議案
本年度施設認定・指定施設指定の件
(施設認定委員会・指定施設指定委員会報告:中尾理事)
11月 5 日に本年度第 1 回委員会を開催.
1)
認定医制度による認定施設: 合計292施設(本年度更新対象;276施設,復活;3施設,新規;13施設)から申請.変更届は合計67施設から提出.10月中に開催した各地区審査委員会での審査結果を基に,287施設の認定を可とし,5施設を不可と判定することを承認.
本年度をもって施設認定業務を終了することを確認.
2)
外科専門医制度による指定施設:
指定施設;37施設,関連施設;53施設から申請.10月中に開催した各地区審査委員会での審査結果を基に,指定施設;36施設,関連施設;53施設の指定を可とし,指定施設;1施設を不可(関連施設として指定)と判定することを承認.
3)
申請手続きのオンライン化:
来年度からの導入に伴い,複数の指導責任者の中から任意の 1 名を“事務連絡指導責任者”として選択し,その者だけにアクセス権限を付与する方向性でシステムの構築を進めることを承認.
関連施設の指定期間は一律 1 年とすることを承認.
指定施設に毎年必要事項の報告を義務付けることを承認.
顧問弁護士の見解に従い,申請書類に施設長の公印を捺すことは不要とすることを承認.
これらの承認事項に基づき,外科専門医制度規則および同施行規定の改正を申し入れ.

第 5 号議案
本年度指導医認定・更新認定の件
(指導医認定委員会・指導医選定委員会報告:中尾理事)
 11月 5 日に本年度第 1 回委員会を開催.
1)
新規申請:
申請者;457名,可;450名,不可;7名を承認.
本年度をもって暫定認定医のための指導医申請の経過措置が終了することを確認.
2)
更新申請:
本年度対象者;1,564名,申請者;1,276名,更新可;1,265名,更新不可;11名を承認.
3)
申請時に必要な業績基準の明確化は継続審議事項.

第 6 号議案
各種委員会中間報告の件
1.
情報委員会(名川理事)
雑誌の電子アーカイブを(株)ウェーブ,オンラインジャーナルを(株)杏林舎,メールマガジンの発行とホームページの広告バナーの表示を(株)写光販売・(株)トーヨー企画(2社合同)に発注することを承認.
個人情報保護法施行に伴い,顧問弁護士の指導を受け,“本会会員の照会に対する取扱い方針”とプライバシーポリシーの公表を承認.
評議員選挙に関する問い合わせの理事会申し合わせ事項の作成は継続審議事項.
研究調査のための本会認定医名簿提供依頼は断ることを承認.
2.
教育委員会(幕内副会長)
10月14日に本年度第 2 回委員会を開催.

1)

①第66回(終了)
テーマ;
「内視鏡外科」
世話人;
斎藤和好前日本臨床外科学会総会会長
開催日;
10月14日(木)
場所;
盛岡市(盛岡市民文化ホール)
②第67回(予定)
テーマ;
「安全管理」
世話人;
二村会長
開催日;
平成17年 5 月
場所;
名古屋市
③第68回(予定)
テーマ;
「ここまできた画像診断」
世話人;
平井勝也日本臨床外科学会総会会長
開催日;
平成17年11月
場所;
東京都
④第69回(予定)
テーマ;
「保険診療と外科―DPCを踏まえて」
2)

本年度は「鏡視下手術」のテーマで,各地区で開催中.
来年度のテーマは「肛門疾患の治療」.
3)
フィルムライブラリー(映像による私の手術手技):

DVD化を発注する業者を選定するため,再度プレゼンテーションを行い,見積もりを取り寄せる予定.
4)

第27回(終了)
世話人;斎藤和好前日本臨床外科学会総会会長,開催日;10月15日(金),場所;盛岡市
3.
邦文誌編集委員会(田林理事)
9月24日に本年度第 2 回委員会を開催.
第105巻第11号まで発刊済み.
隔月間の発行とすることは承認済み.来年度通常総会で承認を得られたら,平成18年度から実施予定.
第106巻第 1 号より,「Editorial」と「手術手技のtipsとpitfall」を追加.
今後は執筆料として会員に 5 万円,非会員に10万円を支弁することを承認.
4.
英文誌編集委員会(門田理事)
10月 1 日に本年度第 3 回,11月16日に第 4 回編集幹事会,11月10日付で持ち回り委員会を開催. 34巻11号まで発刊済み.34巻12号まで編集済み.投稿論文数は551編.
来年度からオンラインによる査読システム(Manuscript Central)を開始するため,Springer社と検証中.
Associate Editorの業務が増えることを考慮して,この任に当たる編集委員を構成することを承認.
委員会内規の第 4 条第 1 号から「(The Japanese Journal of Surgery)」という古い副題を削除すると共に,「英文機関誌」であることを明記.
5.
国際委員会(兼松理事)

11月 8 日に本年度第 1 回委員会を開催.
1)
外国人名誉会員:
本年度はDr. Ronald K. Tompkins(米国;UCLA)の推戴を承認.
2)
ドイツ外科学会出席旅費給付:
定員 3 名に対して現時点で 4 名の応募.締切後,選考.
3)
American College of Surgeons(ACS):
若手外科医の交換について,周知の徹底.
4)
今後は国際学会の開催の情報を収集.
6.
保険診療委員会(落合理事)

7月28日に本年度第 2 回委員会を開催.
来年度も「社会保険診療報酬に関する改正要望書」を作成.外保連も同じく作成.
施設基準の全廃を求めるため,外保連からの依頼に協力し,全指定施設および関連施設に対して手術アウトカムと症例数に関する調査を実施.
7.
医学用語委員会(小林理事)

特段の報告事項なし.
8.
選挙管理委員会・選挙制度委員会(幕内副会長)

特段の報告事項なし.
9.
非選挙評議員候補者選考委員会(二村会長)

非選挙評議員候補者選任のための関連学会を次回理事会で審議予定.
10.
専門医認定委員会(里見理事)

9月 3 日に本年度第 2 回,11月11日に第 3 回委員会,9月22日付で持ち回り委員会を開催.
前回承認事項に基づき,専門医制度委員会と定款委員会に外科専門医制度規則と施行規定の改正を申し入れ. 認定試験(面接試験)を受験する際に必要な業績(研究発表,論文発表)は点数制で算定.基準のポジティブリストは作成中.
認定試験の申請締切日を予備試験の合否判定以降に設定する旨を専門医制度委員会に建議.
11.
定款委員会(田中理事)

8月31日に本年度第 1 回委員会を開催.
外科専門医制度規則と施行規定の改正案を作成し,専門医制度委員会に具申と建議.
入会規則の改正案を承認.
教育委員会,英文誌編集委員会,将来計画委員会の内規の改正・新設案を承認.
名誉会長,名誉会員,特別会員推戴基準を規定した規則の新設を承認.
12.
専門医制度委員会(二村会長)

10月28日付で持ち回り委員会を開催.
外科専門医制度規則と施行規定の改正案を承認.
外科専門医の英文表記は“Board Certified Surgeon”であることに問題なく,英文認定証のフォーマットも現行のままとすることを承認.
日本消化器病学会に,消化器病専門医の申請資格に本会認定医を追加してもらう旨を申し入れたが,不受理.
13.
試験問題検討委員会(里見理事)

分野別の小委員会毎に問題作成作業中.
14.
将来計画委員会(幕内副会長)

10月28日に本年度第 2 回委員会を開催.
理事長制導入について,以下の事項をすべて承認し,定款委員会に定款の変更を申し入れ(臨時総会開催予定).
・理事の選出,理事長の選任は同一年に行い,両者の任期は一致(いずれも任期 2 年)
・通常総会で理事が選任された後,直ちに理事会を開催して,理事長を互選によって選任
・当該年度以外に理事を選出する必要が生じた場合(任期中の副会長選出,逝去など)は,補欠選挙を実施(任期 1 年,通算 3 期 5 年)
・現在の規則で選任された理事の任期が理事長制移行の初年度に中途となる場合,その理事の任期だけは 1 期 3 年(経過措置)
・理事長と副会長の兼務は不可
・理事長の任期中も理事として,理事定数に含めるが,理事の任期には含めず
・理事長が欠けることになった場合は,あらかじめ指名しておいた者を理事長代行に選任し,その任期は理事の任期に含めるが,理事長の任期には含めず
・補欠理事を除き,理事長以外の役員の任期は現行どおり
・評議員に定年制を導入し,立候補条件を65歳以下に制限
本年度通常総会において,定款変更は非営利法人の制度改革の様子を見てから行うことが報告済みだが,今後は積極的に進めることを確認.
15.
財務委員会(幕内副会長)

7月27日に本年度第 1 回,11月19日に第 2 回委員会,8月24日付で持ち回り委員会を開催.
日本郵政公社,三井住友銀行,日興コーディアル証券から各 4 億円,計12億円分の国債を購入.
日本郵政公社,東京三菱銀行,みずほ銀行,三井住友銀行,UFJ銀行の預金(11月 5 日現在)についていずれも目的のある積み立てであることを承認.
日本専門医認定制機構からの請求に対し,本年度会費(20万円)は納入.負担金(約290万円)の納入は継続審議事項.
16.
倫理委員会(畠山理事)

11月 2 日付で持ち回り委員会を開催.
今後は会員の除名基準の新設について審議予定.
17.
安全管理委員会(二村会長)

「診療行為に関連した患者死亡の届出について~中立的専門機関の創設に向けて~」の声明文を19学会合同で公表.
本会指定施設から医療事故についての見解を求められたが,本会が関与すべき事項ではないことを確認.
18.
リスク管理ガイドライン作成小委員会(加藤監事)

特段の報告事項なし.
19.
医療安全管理検討委員会(高本理事)

特段の報告事項なし.
20.
4学会合同ワーキンググループ(高本理事)

安全管理委員会で報告済み.
21.
鑑定人設置委員会(二村会長)

特段の報告事項なし.
22.
広報委員会(二村会長)

特段の報告事項なし.
23.
外科関連学会協議会(落合理事)

24.
外科関連専門医制度委員会(幕内理事)

11月 9 日に第33回委員会が開催.
日本専門医認定制機構から,事業計画や活動目標などについての質問状に対する回答あり.これを受け,種々の改善点を指摘した意見書を提出.
今後は日本内分泌外科学会,日本乳癌学会,日本大腸肛門病学会も外科系のサブスペシャルティとして連携し,協議.
日本癌治療学会に対し,「がん治療専門医制度」の名称を変更し,癌の薬物療法の分野を担うように建議.日本臨床腫瘍学会に対し,専門医制度の名称変更を要求.厚生労働省,日本専門医認定制機構にも本件を具申.
25.
日本専門医認定制機構(幕内副会長)

いまだ充分な活動を行えていないことが報告.
26.
日本医学会評議員会(名川理事)

特段の報告事項なし.
27.
移植関係学会合同委員会(二村会長)

特段の報告事項なし.
28.
医療安全管理検討委員会(高本理事)

特段の報告事項なし.
29.
財団法人日本医療機能評価機構(高本理事)

特段の報告事項なし.

第 7 号議案
名誉会長,名誉会員および特別会員推戴の件
 次回審議予定.

第 8 号議案
次期役員選挙の件
 平成17年 1 月までに理事長制に伴う定款変更が認可されなければ,従来どおり平成17年 1 月17日(月)から 2 月28日(月;午後 5 時必着)を副会長,理事立候補の届出,監事の届出の受付期間とすることを承認.平成17年度通常総会で役員選挙を実施.
 改選理事;
里見,高本,田中,中尾,宮野.理事任期満了;落合,門田.
 改選監事;
加藤.監事任期満了;松野.

第 9 号議案
その他
1.

阪神大震災時などの前例に倣い,新潟中越地区地震で被災した会員の向こう 2 年間の会費納入を免除することを承認.
2.
第105回日本外科学会定期学術集会の件:

一般演題の採否決定.採択率;65~70%.
3.
日本学術会議会員候補者の選考の件:

日本学術会議からの会員候補者選考方法の一新に伴う情報提供の依頼に対し,見合わせることを承認.
4.
科学研究費補助金の審査委員選考方法の変更の件:

日本学術会議会員である藤村重文評議員より報告.
5.
厚生労働科学研究班からの調査協力依頼の件:

医療の質の向上を図るシステムの開発プロジェクト開始に伴う統計調査への協力依頼に対し,種々のサポートを行うことを承認.
6.
「医科器械史研究賞」候補者推薦の件:

(財)日本医科器械資料保存協会からの募集に対し,本年度は応募者なし.
7.
新入会申請者承認の件:

申請者全員を正会員とすることを承認.
8.
次回(第 4 回)開催予定:

平成17年 1 月28日(金)12:00~16:00
場所:日本外科学会事務所会議室

 ガイダンス「外保連の主張;“混合診療”の解禁反対について」(出月名誉会長)